TISELL Vintage submersible |

夏期賞与、いわゆる夏のボーナスの時季ですね。私も夏ボーさんが出たので、最近気になっていた腕時計をネットで買いました。と言っても、このブログを読んでくれている方はご察しでしょうが当然の如く高級モデルではありません、いつものようにお手頃価格の腕時計です。


注文してから5日後に到着。韓国の「TISELL」というマイクロブランドの腕時計を2つ購入しました。
過去にも何回か記事にしたコトのあるブランドで、今回が3回目の購入となります。
「TISELL」のラインナップは以前購入したパイロット(B-Uhr)タイプの他、ダイバーズタイプなど、何処かで見たことあるような定番デザインばかり。

そして今回購入したうちの1つはコチラのダイバーズタイプで、お値段は230ドル(約2万5千円ほど)。そのルックスを一目見ればご察しのとおり、ロレックスのサブマリーナを模した、いわばオマージュウォッチの部類ですね。
正規品を所有してる方からすれば邪道の極みなんでしょうが、好きなんですよねェ…サブもどきの腕時計。(過去にも何度か記事にしてます、コレとかコレとか…)
大本のサブマリーナがそもそもの人気モデルなので、必然的にたくさんの小ブランド・メーカーが気合いを入れて製造している、いわばオマージュウォッチ激戦区なんですよね、サブもどきって。
そして、この「TISELL」というマイクロブランドは結構な情熱を注いでこの腕時計を製作しているように感じられるのですよ。
現行のサブマリーナを模したデイトタイプもありますが、私が気になったのは今回購入のノンデイトモデルの方。


おそらくコンセプトが、現行のラグジュアリー感溢れるサブマリーナとは少々趣の異なる、「レトロ感あるダイバーズ」と言ったところなのでしょうか。文字盤がフチ無しのポイントインデックス、ドーム型風防など、昔の型番4桁時代の要素を表現しつつ、風防素材はサファイアクリスタル、文字盤の蓄光はC3、ベゼル素材はセラミック、ブレスレット&フラッシュフィットは無垢ステンレスと、あくまで作りは現代的。
セラミックベゼルはヘアラインのような表面加工がなされていて、マット(つや消し)仕様。文字盤も純粋なブラックではなく、わずかながらグレーがかっていて、この辺りもレトロ感を演出する要素になっています。

さらにTISELLのこだわりなのか、ブレスのバックルには手軽にサイズ調整可能なグライドロックを採用。安めなブレスレットにはまず採られない仕様です、コレ。

リューズにはブランドの頭文字である「T」の文字。ココなんかはもう製作側の「そこらのサブもどきと一緒にしないでね」という主張というか気概が感じられます。
まあ、オマージュウォッチにブランドの主張とか気概とか感じている私もどうなのよ?って話ではありますが…(笑)

中身のムーブメントは安心の日本製、ミヨタの秒針規制付き自動巻き「90S5」が入っていて、個人的にはいろいろとグッと来る要素が盛りだくさんな、この「TISELL Vintage Submersible」ですが、最大の売りは間違いなくドームサファイア風防でしょう。230ドルでドームサファイア風防の腕時計…なかなかすごいコスパですよね。
プラ風防のドーム状にモコッと盛り上がった感じは結構好きなのですが、自分の所有している腕時計でドームサファイア風防は今までありませんでした。なので、見本画像を見ながら「どれだけモコッとしてるのかな」と商品到着まで楽しみにしておりました。

↑コチラが公式オンラインショップの見本画像。センターから緩やかなカーブで外へと向かい、外縁部付近は肩のようにストンと急傾斜を描き、牛乳瓶の底のような厚みを感じさせる作りになっているのが見てとれます。(よく見るとコチラではリューズに「T」マーク入っていない)
…が!

↑コチラが実機を同じようなアングルから撮影したモノ。多少は「モコッ」とした感じはあるのですが、見本画像に比べると肩部分の傾斜が少し緩やかになっていて、厚みが少々足りないようです。あの厚みが趣あってイイんですけどねえ…(泣)
サファイアクリスタルはとても硬い素材で、平面からカーブがついたドーム状への加工は厚みがあるほどコストがかかるので、何処かのタイミングでコスト見直しを図り、採用パーツを変更でもしたのでしょうか…リューズも変わってますしね。
総合的に見てみると、価格の割りにとても高い品質でまとまっています。ただ(個人的には)最大のセールスポイントであるドームサファイア風防については少々ガッカリ…まさに字の如く「盛り上がり」に欠ける出来でした…
他の箇所には文句の1つも無いんですけどね。
あともう1つ同時に買った腕時計については、また後日の機会に…いずれ書きたいと思います。それではまた!

私もTISELLのパイロットウォッチを買おうと何度かやってみたのですがどうしても住所が登録できずに買うのをあきらめています。
TISELLのサイトで登録するときに韓国の郵便番号みたいなのを入れないと住所登録が出来ないみたいで、そこから先に進めません。
もしよろしければ購入方法を教えていただけると嬉しいです。
どうもこんにちは。
私が購入したTISELLのサイトですが、アドレスは「http://m.tisellkr.com/」です。
検索すると欧州向け代理店の「https://www.tisellwatch.com/」も出てきますが、コチラは値段が少々割高設定になっています。
「http://m.tisellkr.com/」の方は今までゲストで購入していたのですが、先ほど私も試しに登録してみました。
「郵便番号みたいなの」というのは「Zip/ Postal code」の箇所ですよね? ココは日本の郵便番号を7桁入れればOKで(ハイフンは入れない)、
あとは、すべての項目を埋めれば問題なく登録できました。
ドコか埋まってないとうまく登録できないようなので、何かしら埋めればOKかと思います。

試してみます。

注文が出来ました。
今までは欧州向けのサイトで購入しようとして出来なかったようです。
教えていただいたサイトからはスムースに注文が出来ました。
私が購入したのはパイロットウォッチの40mmAタイプです。
Bタイプも欲しいのですが届いた時計を見て良ければBタイプも注文してみます。
また、アリエクスプレスでもちょくちょくオマージュの安時計を購入して楽しんでいます。
1万円前後で日本製ムーブのオマージュ品や中華ムーブなら5千円前後で買えるので、すごいペースで似たような時計が増えてしまいます。
パイロットウォッチ大好きなので、ほぼ同じデザインの時計(Aタイプ)だけでも30本以上収集してしまいました。

本日、届きましたよ。
値段のわりに品質は良いと思います。
しかし、サブマリーナタイプと同様にドーム風防が最初に見たときにドームじゃないじゃないかと思ってしまうほど、かすかなドーム状でもう少し湾曲してほしいと思いました。
でも、この値段でドーム風防のパイロットウォッチを探しても見つかりませんので、値段を考えると満足です。
ベルトも売り切れになっている方の鋲打ちタイプの方がかっこいいですね。
早速、ベルトは換えてみました。
満足できる感じになりました。
また、お金が貯まったらBタイプを手に入れたいと思います。
鋲打ちのベルト、確かにカッコイイですね。私は汗かいても安心なのでメタルブレスレットで使用してます。
>また、お金が貯まったらBタイプを手に入れたいと思います。
パイロットウォッチ沼は深そうですね…(笑) TISELLのBタイプも拙ブログで何年か前に記事書いているのでご参考にしてください。

TISELLは2本同時に購入しないで1本づつ購入した方が税金や関税費用をとられないみたいです。
確か1万7~8千円くらいから取られるみたいですが(正確な金額はわからない)、毎回かはわかりませんが1本の場合、気を利かせてか、TISELLの方が1万7千円くらいの金額で申告してくれていました。
私は金属ベルトはこちらを使っています。
IWCみたいでかっこいいですよ。
fusejiさんのスタインハートとほとんど同じと思います。
https://ja.aliexpress.com/item/32848978170.html?spm=a2g0s.8937460.0.0.d60b2e0ek14LrO
情報ありがとうございます。VAT(付加価値税)についてですよね。具体的な金額の線引きが気になって調べていたらレスが遅くなってしまいました。
個人使用(商用でない)目的の場合は16666円以下であれば、免税扱いのようですね。

今度はスタインハートのプレミアムラインを買ってみました。
https://www.steinhartwatches.de/de/fliegeruhren/nav-b-uhr-44-titan-a-muster-zentralsekunde.html
ムーブメントが最高にかっこいいです。
ユニタスを改造して出車式のセンターセコンドにして、スワンネックを追加しています。
唯一、気になるのが文字盤の色がグレーぽい点です。
オーシャンワンのレッド(赤サブ)モデルも同じグレーぽい文字盤で風防が曇っているように見えます。
次はTISELLのBタイプを狙っています。
リアクション遅くなってしまいました。ズマロン3.5さんが買われたコレ、サイト見るとムーブメントの見える裏側美しい…44とサイズ感が気になりますが、普段使いされてますか?
しかし、ズマロンさん、ホントにBウォッチがお好きなんですね。

色々な時計を2日間使ってローテーションしています。
若い時にポルシェデザインオーシャン2000が欲しかったのですが買えずに5年前に中古で手に入れる事が出来ました。
その後、Bウォッチに興味がわき色々買うようになりました。
ドイツ時計が好きでドイツと言えばBウォッチかバウハウスが好きです。
なんやかんやで100本強の数をそろえてしまいました。