SEIKO5 SNK355の風防修理 |
個人的に、ヤフオクで最も心躍るホットな検索ワードが「SEIKO ジャンク」なんですが、ちょうどソレに引っかかったのが、コチラ。すでに分解始めてから撮ったので若干わかりづらいですが…
見事なまでのガラス風防の欠けっぷりですが、機種はSEIKO5のシンプルなシルバー文字盤タイプ、SNK355。
かなりオーソドックスな形なのですが、文字盤にSEIKO5ロゴのいわゆる「5盾」が立体的な地紋として入っているのが特徴といえば特徴ですかね。
ブレスレット無しで本体のみ、さらにガラス風防に欠けと大きめのキズが有りという状態で、落札価格は約800円(送料別)ほどでした。
とりあえず風防をどうにかしないといけない。56キングセイコーの時のように、ジェネリックパーツのガラス風防を購入しようかとも思ったのだけど、そこはSEIKO5。ウチにあるガラクタ部品を探したら、ちょうどサイズの合うガラス風防があったので、こちらを採用。ただ、キズは入っていたのでこのガラスを研磨してゆきます。
単1電池の平らな側にホットボンドでガラス風防を接着して、持ちやすくしてから金剛砂で削ります。
前回と同様に♯400→♯1000→♯3000と削ってゆき、最後に酸化セリウムでバフかけという手順。
すっかりキレイになったガラス風防。ベゼルを特に念入りに、ケース側もキレイに研磨しました。
Amazonにて約700円で購入した、安物無垢ブレスを装着。なかなかサマになってきました。
今回、内側のムーブメントはキレイで特にメンテナンス必要なさそうだったので、そのまま。
SEIKO5スレなどでは、よく革バンドに換えてガンプラで言うところの「オラザク」ならぬ「オラ5」を楽しんでいる書き込みを見かけますが、こうやって自ら手をかけていじると、愛着もひとしおです。