我が征くは“時”の大海

今回の記事、随分と以前に途中まで書いていたモノなのですが、どうにも雑文過ぎて、ずっと非公開設定にしていたのです。

なのですが!

今週から『銀河英雄伝説』のTVアニメが始まるので、イイ機会…というかこのタイミングを逃すと一生お蔵入りとなりそうなので、コレを機に公開することにしました。
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時計の関連スレでよく見かける、腕時計の要不要についてのあーだこーだの議論に関する雑文…
「スマホあれば、時計いらない論VS.いやいやなんだかんだで必要でしょ論」
という例のアレについてです。
私が個人的に大好きな作品の1つに田中芳樹の『銀河英雄伝説』ってのがありまして。主役の1人、ヤン・ウェンリーが作中で多くの名言を放つんです。

「私は少しだけ時計を学んだ。それで知ったんだが人類の社会には思想の潮流が二つあるんだ。『ビジネスシーンなどに於いて、スマホを取り出して時間確認など言語道断、わきまえるべきTPOがある』という説と、『所詮はマナーで絶対的なルールなど存在しない』という説だ。人は煽り合いを始めるとき前者を口実にし、やめるときに後者を理由にする。それを何年、何十年と続けてきた…」
という感じで、ヤン・ウェンリー風にボヤいてみる。
元ネタの『銀河英雄伝説』知らないと何も面白くないんですが。
「時は移り、所は変われど、人類の営みに何ら変わることはない」
ということですかね(笑)

そしてココからは『銀英伝』のキャラ別腕時計妄想。
・ヤン提督は腕時計しないで、時間知りたい時は周りに聞くタイプ。「大尉、今、何時かな?」ってな感じで。自分であえて持つとしたら懐中時計をフトコロから取り出すとかかな?
・ユリアンは年齢から言っても、Gショック。アスリートだしね。電池交換とかマメにやって、1つの腕時計を長く大事に使いそう。
・ポプランやコーネフなんか名パイロットだけど、パイロットウォッチとかは絶対してないだろうな(笑)
・老職人軍人フィッシャーはご高齢なので、渋めの革バンド型紳士時計を付けてそう。オメガのデビルとか。
・生真面目ムライはグランドセイコーだな、イメージだと。うん、きっとそう。
・伊達男&タフガイのシェーンコップはロレックスのスポーツタイプ着けてそうだな…サブかエクワン。もしくはデイトナポールニューマン。小キズめっちゃ付いてそう。
・アッテンボローは主流派嫌いなので、アンチロレックス。オメガのスピマスかブライトリングのクロノマット辺りを愛用してそう。
・キャゼルヌは高級時計をいくつか持っていて、シチュエーション毎に使い分けてそうなイメージ。パテックのノーチラスとか、IWCのポルトギーゼ辺りとかを。

と、同盟側は妄想爆発でいろいろ思い浮かんできたのだけど、帝国側は基本的にあの黒い軍服に腕時計が似合わなそうで、あまりイメージが思い浮かばないのですよねえ… そもそも、ラインハルトは「私生活は驚くほど質素」的設定があって、高級時計とか着用しなそうなのだけど、かと言ってGショックとかスマートウォッチを付けるラインハルトは全く想像出来ず…

他の帝国側のキャラでは、強いて言えば、ですが…
・ミッターマイヤーはスピード至上主義ということで、スピマスかタグホイヤーの何某か…とりあえずクロノグラフは付けてそうなイメージ。
・芸術家提督のメックリンガーはヴァンクリーフ&アーペルの、すんげー凝ったギミックの腕時計を大事に愛でてそう。
・ヒルダは乗馬が好き的な記述があったので、ジャガー・ルクルトのレベルソのレディースを付けていそう。
という感じですかねぇ…

なんて感じで「銀英伝」✕「腕時計」で妄想した記事でした。『銀河英雄伝説』は旧アニメがとても良く出来ていたので、新アニメに関してはかなりハードルが高いだろうなと心配ばかりなのですが…!
始まってしまえば、多分全話チェックすると思います。何せ我がバイブル『銀河英雄伝説』、我がヒーロー「ヤン・ウェンリー」ですから。
と、いうワケで今回は個人的妄想な、どうでもいい腕時計の話でした。

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# by fuseji | 2018-04-02 23:40 | 日常&その他 | Comments(0)

このブログをまったく更新できないまま2018年も気づけばもう4月がすぐそこに。早いものです、まさに光陰矢の如し。最近、何だかいろいろと手が回っていません。
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今回は、以前に某掲示板で少々話題に登っていた腕時計、REEF TIGER(リーフタイガー)の「GRAND REEF」の購入レポです。Amazonで一時期より値下げしていて、11500円ほどに。「この価格なら買ってみるか」と思い至り購入してみました。(今見たら白文字盤のみ、前と同じ2万弱に戻ってました。2018.3.28現在)
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「GRAND REEF」という名前からもアリアリと伝わってきますが、その見た目はグランドセイコー(以降「GS」)を思いっきり意識したモノです。文字盤は色違いで黒と白の2種類があって、白文字盤は秒針が青。コスト的に青焼きではなく表面処理で着色しているモノでしょうか。GSの「SBGH001」あたりが似ていると言えば似ていますね。
青針が大好きな私は迷うことなく白文字盤の方を選んで購入しました。文字盤センター下部の「GR」と「Grand Reef」の文字はフォントからして相当GSっぽさを意識している様が窺えます。
外観を見ていて一番気になるのが、センター上部の「REEF TIGER」の文字。あまりにフォントが質素すぎて…(笑)アプライドのブランドロゴとまでは言いませんが、もう少し華のあるフォントでプリントして欲しかったな…というか、本家グランドセイコーでも文字盤に「SEIKO」「GS」「GRAND SEIKO」とゴチャゴチャしているのはどうなのよ?的な声がありましたが、コチラも下部に「GR」他、文字がいろいろと書いてあるので上部の「REEF TIGER」は無くても良かったんではないかな、と思います。
個人的には、この文字列さえ無ければもう1ランク上のお気に入り具合になったかも…
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ブレスレットは本家と異なり、観音開きタイプです。シースルーバックの裏蓋側からは、セイコーインスツルの外販ムーブメント「NH35」がコンニチハ。セイコー内では「4R35」が該当するムーブメントですが、GSに使われることなどはまずないランクのムーブで、特に表面加工や刻印、青ネジなどの装飾性は一切ナシ。シースルーバックとはいえ、「魅せる要素」は全くありません。

全体的な印象としては「一定内のコストでGSっぽい腕時計作ってみた!」という感じでしょうか。
価格帯から考えれば、かなりイイ線いっているのではないでしょうか。記載の仕様によれば、サファイアクリスタル風防とのコトですし、ブレスレットも厚めでフラッシュフィットは無垢。
特に時針と分針のドーフィン針は、センターが厚くて端に向けて薄くなるソード状となっているような、よく見かけるタイプ(断面が三角なイメージ)ではなく、厚みを感じさせる平らな形状(断面が台形なイメージ)。
GSを意識するならやはりこの形状の針でしょう。本家はさらに厚みがあって表面処理も違い高級感が全く異なりますが、少しでもソコに近づこうとする熱意は感じました。

普通、このテの模倣品はROLEXなどの海外人気ブランドが標的になるのが常で、GSを模倣する腕時計というのは結構珍しいのではないでしょうか。この腕時計は模倣と言ってもケースやブレスの形状もよく見ると「SBGH001」とは異なり、シースルーバックから見えるムーブメントも全く違うし、単に「ブランドコピー品のロゴだけ変えてみました」とはコンセプトがどうにも違うように感じます。
細かなポイントは別モノなのに、「GS」っぽくは見える。これはつまり逆に言えば、厚ドーフィン針、青秒針、バーインデックスなどの要素がGSのアイコンとしてしっかりと根付いていて、「GSとはこんな意匠の腕時計である」というのが明確なのでしょう。

「気軽にGS気分が味わえる」というコンセプトが、そもそもGSっぽくないワケですが、「厚ドーフィン針」や「青秒針」などの要素にグッと来る方には、高コスパな良い腕時計となりそうです。
高い満足度ではあるのですが文字盤の「REEF TIGER」の文字列のフォントがシンプル過ぎるのが、ただただ惜しい…くう〜。。。

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# by fuseji | 2018-03-28 13:30 | その他ブランド | Comments(1)

2018年、最初の更新です。もう年があけて1週間経ちますが、明けましておめでとうございます。年末の仕事のバタバタや、&GPさんのトコの記事作成などに追われて、ずいぶんと更新を滞らせてしまいました。今回の記事は、もう少し前にアップする予定だったのですが…

はい、そんなワケで本日もまた「AliExpress」で購入した腕時計のレポートです。
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今回のネタはコチラのノーロゴのサブマリーナタイプ。以前にもノーロゴのダイバーズは何回か記事にしてますが、改めて今回このセラミックベゼル&サファイアクリスタル風防のモデルを購入してみました。

このモデルの特徴を幾つか挙げると…

1.手巻き&秒針規制機能付きの自動巻き
2.無垢フラッシュフィット&ブレスレット
3.サファイアクリスタル風防
4.セラミックベゼル
5.日付のクイックチェンジ機能付き

とまあ、価格の割りに至れり尽くせり。
特に4のセラミックベゼルと5のクイックチェンジ機能(日付が一瞬でパチッと変わる)なんかは、チープメカニカルのジャンルではなかなか珍しいポイントです。ちなみにこの腕時計のお値段は、なんと驚きの9000円弱(AliExpressなので送料込み!)。上記の1、2はともかくとして、3、4、5を満たした腕時計としては驚異的なコストパフォーマンスです。
国内のWEBサイトなどで見かけるノーロゴのダイバーズで、おそらく一番よく見かけるのが、私が以前にも購入してこのブログにも書いたモデルで非サファイアクリスタル風防&非セラミックベゼルで約1万円のモノ。
アレでも5のクイックチェンジ機能が付いているあたり、素晴らしいコスパだな、と絶賛の記事を過去に書いていたのですが…

AliExpressだと、それよりも1ランク上の3(サファイアクリスタル風防)、4(セラミックベゼル)を備えたモデルが同価格帯(というか少し安い)で買えてしまうんで、驚きました。
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うーん、やはりセラミックベゼルはとてもキレイ。上記の特徴に加えてROLEXのサブマリーナを元にした普遍的なデザインで、どんな服装にもとりあえずマッチする使い勝手の良さ。スキの無い高コストパフォーマンスの腕時計です。
「趣味性の高い機械式ジャンルでコスパ語るとかナンセンス」って言われてしまえば、まあ大筋そのとおりなんですが、この質感を9000円弱で購入できてしまうという事は特筆に、そして語るに値するコトではないでしょうか。

しっかり名の通ったブランドで「セラミックベゼル、サファイアクリスタル風防、クイックチェンジ」これらを備えた腕時計となると、一体いくらするやら…
そんなワケで、今年もAliExpressから目が離せません。さて2018年はどんな腕時計を買っていきましょうかね!



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# by fuseji | 2018-01-09 00:11 | NOLOGO | Comments(10)

最近、グッと寒くなってきましたね。突然ですが私、縁あってモノ系情報サイト「&GP(アンドジーピー)」さんにて時計記事を書きました。

コチラの記事となっております。

記事の内容は、このブログと基本的には一緒で、安物機械式腕時計の紹介で、春先にこのブログでも紹介した、ブルッキアーナの自動巻きを再構成して書いております。
記事ランキングでも上位に入ったようで嬉しいかぎり。現在、2つめの記事を作成中でアレコレと頭を悩ませている最中です。

編集さんとのやりとりの中で「安物機械式腕時計」だと「少しネガティブに聞こえちゃうかもね」と、「チプカシ」に倣い「チープメカニカル=チプメカ」と呼ぶことにしました。確かに「安物機械式腕時計」は長ったらしかったので、使い勝手のイイ呼称かと思います。今度コチラのブログにも輸入しよう。
今回の記事から、コチラのブログの存在を知った方も多いでしょうが、チプメカなどに興味を持たれた方はぜひブックマークに加えてくださると嬉しいです。

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↑今回、ボツとなった画像の一部。
下のイラストはプロフィール画像用に描いてはみたものの「なんか違うかなぁ~」と思い、結局ボツにしたモノ。
描いてる間は楽しかったんですけどね(笑)


そしてそして、今Amazon見たら、記事で紹介した肝心のブルッキアーナが、値引き販売を止めてしまったのか、12500円で販売中。
うーん、紹介記事を書いた身としては若干残念な気持ち。まあ売る側には売る側の事情もあるでしょうし、仕方ありません。
「春のブルッキアーナまつり」の再来、来ないかなぁ…(笑)

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# by fuseji | 2017-11-12 18:40 | Comments(0)

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先日記事に書いた、中国のアリババが提供するショッピングアプリ「AliExpress(アリエクスプレス)」で腕時計を購入した件ですが、アレからも結構頻繁にチェックを入れており、ものの見事にこのショッピング沼にハマってしまった様です。
そしてまた…気になったモノをポチポチ。

ポチったのがコチラ。パッと見は、タグホイヤーの青いアクアレーサー。しかしてそのブランドは…
「PAGANI DESIGN(パガーニデザイン)」‼
…はい、聞いたこともないブランド名ですね。私も当然、初耳です。
「パガーニ」で検索するとイタリアの超高級車メーカー「パガーニ・アウトモビリ」が出てきます。
この「パガーニデザイン」の腕時計、日本のAmazonでもクオーツクロノグラフがいくつか売られており、そこの販売広告には概ね「日本初上陸!イタリアスーパーカーメーカー・パガーニをイメージして作られた時計がこちらの腕時計」云々との文言。なんだか苦笑してしまう文章ですね。
公式なら当然その旨を記載するでしょうから、勝手にその言葉の持つイメージに便乗しているのでしょう。なかなか商魂たくましい。
公式ストアがAliExpress上で展開されており、他のモデルもタグホイヤーのモデルに似た腕時計が多い様子。やはり、クルマ好き&レース好きの方に訴えたいコンセプトのブランドなのでしょうか。
ちなみに、国内Amazonで1万2~3千円で売られていたクオーツクロノグラフの類いは、AliExpressでは(同モデルではなかったものの)6~7千円で売られておりました。

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それはそうと、何故にこの腕時計を購入したかというと、AliExpressの「機械式腕時計」項目で検索していたところ、青いセラミックベゼルが一際キレイな、このモデルが気になってしまったんですよ。
価格も前回とほぼ同じく7000円弱。正直セラミックベゼルの腕時計がこの価格で買えるとはおもいませんでした。驚きの激安腕時計っぷりで、なんとも私好み。送料無料で注文したので届くまでに10日ほどかかりました。
やっと手元に届いたので実物を手にとって、さあチェック!
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おお、キレイじゃないか青いセラミックベゼル!
「結構、高級感あるなぁ」というのが触ってみての第一印象。元ネタであるアクアレーサーの
特徴である、十二角形のベゼルや、文字盤の横ミゾ、秒針先端のイエローなど、キッチリと再現。特にセラミック製のベゼルは艶やかでとてもキレイで、動きもカチカチと軽快でスムーズに回ります。
ブレスレットの方に注目すると、フラッシュフィットは当然の如く無垢。バックル部分は、ロゴが別パーツで作られており、結構凝った造りです。
ベゼルやフラッシュフィット、バックルなど、いわゆる「価格なり」の出来になりやすい箇所もキッチリと作り込んであって、パッと見で、この腕時計の価格を言い当てられる奴は、まあいないでしょう。

ケース幅はリューズ含めると47mmと、結構デカめなので、ココは好みの分かれるところ。中国の方は基本的にデカ厚好きなのか、AliExpress内で、メンズ38mm以下サイズはあまり見かけないんですよね。
そして、ダイバーズのはずですが仕様上は、3BARと日常生活防水レベル。一応、リューズはねじ込みタイプです。ムーブメントは手巻き&秒針規制機能の付いた自動巻きモデル。商品説明のページを見ると「Seagull sT6 movement」と記載されておりました。精度は良好です。

風防はサファイアクリスタルではなく、ハードレックスガラス風防で、ココだけは非常に残念。「う~ん、惜しい!」と言いたいところですが、この値段では致し方のないところですかね。+1000~2000円くらいでサファイアクリスタルに変更できるオプションとかあったら最高です。
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(画像はストアより)

他のカラーもあって、どれもなかなかカッコイイんですよ、このシリーズ。黒ベゼル&黒文字盤も普通にカッコイイし、布地バンドの2種もスポーティで時計の雰囲気とマッチしている。結構悩んだ末に私は青ベゼル&青文字盤にしたんですが、どの色も甲乙つけがたいカッコよさ。色違いでこれだけ悩ませるとは…

前述の「パガーニデザイン」の宣伝文句なんかは苦笑の類いですが、セラミックベゼルの機械式が7000円弱ってのは、単純にすごいコトだと思うんですよね。
世界の工場、中国の凄みを感じる一品です。

AliExpressを見てると、まだいくつか気になる腕時計が「ウィッシュリスト」入りしてあるんですよね…
しばらくはその購入レポートが続くかもしれません(笑)








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# by fuseji | 2017-09-12 09:00 | その他ブランド | Comments(4)

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以前にも記事にした、WANCHER(ワンチャー)の軍サブタイプ「MARITIME II Deep Sea」(以前の記事はコチラ)ですが、最近どうも、リューズ回りの調子が悪くなってしまいました。
具体的には、ねじ込みリューズを緩めて引いてはいない状態、手巻きを行うポジションで手巻きをすると、ねじ込みが締まってしまい、まともにリューズを巻けません。どうもリューズとケースの間隔がおかしいようです。
「アレ!?」と思ってリューズをよくよく見れば漂う違和感…何だかいつもと太さが違う!
裏蓋を開けてリューズを抜いてみると…
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あれ…
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あれあれ…

なんとリューズチューブがケースから外れて、リューズ側に付いてしまってました。ケースとチューブの接着が弱まってしまっていたのでしょうか。
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そんなワケで、リューズからリューズチューブを外して、ケース側に付けてロックタイトで固めます。

はい、以上で修理完了!

…と、裏蓋を開けたのにコレだけで終わるのも何なので、今回は以前から施してみたかったカスタマイズを加えることにしました。
そのカスタムとは、文字盤の焼けた色合いの再現、いわゆる「エイジング」加工です。某スレの書き込みによると、「コーヒー」を使って染めるとイイ具合に色付けできるとのコト。
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↑カスタマイズ前の文字盤。インデックスは青みがかっています。
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まずは普通にコーヒーに漬け込んでみます。
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エイヤッ、と1時間ほど漬けましたが、あまり変化せず。
むむー、それでは今度は煮込んでみましょうか。
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煮詰まって濃くなったコーヒーに…
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オリャ!とコトコト煮込みます。15~20分くらい煮込んだら、文字盤がなかなかイイ具合に色付いてきました。
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しかし、同じ時間煮たのに針の方はあまり色付いていない。同じ時間煮込んだのに何故…?
とりあえず針だけでもう少し煮込んでみました。
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色合いが近づいてきました。
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渋いイイ色合いの文字盤となりました!(この画像だと伝わりづらい…)
リューズチューブも乾いて固まったので組み立てます。
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うーん、この画像を見るとまだ針のオールド感、黄ばみが足りない…実物はもう少しまとまった色合いなんですけどね。色味を合わせるのはなかなか難しい。。。
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↑エイジング前後の文字盤比較。撮影時のライティングが違うので若干わかりにくいですが、インデックスの青味が抜けて黄味が強くなったのが伝わるでしょうか。
ひとまず今回の文字盤焼け風味カスタム、コレにて完成!

しかし、今回改めて不思議に思ったのが、何故に文字盤は焼けがあると魅力的に見えるのでしょう。
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STEINHART公式HPより

↑コチラはスタインハルトのオーシャン1ヴィンテージミリタリー。文字盤の色味は焼けた風合いを再現した黄味の強いクリーム色。
「いやぁ、イイ色味だぁ…」
わざわざこの色で作られているということは、ユーザーがこの風合いを求めているということの顕れでしょう。

果実の如く、文字どおりにインデックスの青くささが抜けて熟れてきた頃合いが魅力的ということなのでしょうか。
まあ今回はコーヒーで煮込んだので、人為的に無理矢理熟れさせた感がありますけどね。

文字盤のイメージが大きく変わるので、カスタム後の充実感は結構あります。針の色とは完璧に合わせようとすると難易度高いかもしれませんが、それなりでイイならそこまで難しくはありません。文字盤見る度にニヤリとしてしまうことは請け合いです。

以上、今回は焼け風味カスタムのお話でした。
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# by fuseji | 2017-08-20 11:55 | WANCHER | Comments(2)

AliExpressと腕時計

最近、「AliExpress」なるアプリを入れてみました。ご存じの方には今さらでしょうが、簡単に言えば中国のアリババが運営している楽天市場とかヤフーショッピングみたいなモノです。

安物機械式腕時計が大好物な私ですが、その主な産出国と言えば、やはり世界の工場・中国。
そんなワケで、面白い腕時計が売っていないか、あるとしたらその価格は如何ほどか、いろいろと気になったので、実際にアプリを入れて品物をチェックしておりました。
とにかく品数が多くて、日本国内のサイトでは見たことないような腕時計がゾロゾロと出てきて、見ているだけでもナカナカ楽しめます。
そして見ていれば欲しくなるのは、ある意味必然な流れ。そんなワケでついに買ってしまったんですよ!
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↑購入したのはコチラです。価格は約7000円弱。安っ! 青い「T」の字を模した秒針、そして文字盤にある文字…検索してみるとティソのクロノグラフ「PRC200」シリーズがモチーフの様。本家には無い回転ベゼルが付いていたり、丸パクリというワケではないんですけどね。…というか文字盤に名前そのまんま入れるとはねェ…少しは変えるとかさぁ。
ちなみに「BINKADA」というのがブランド名みたいですが、秒針の「T」は何処にも入っておりません。なんだかなぁ(笑)。
そして、やはり青針に弱い私。。。
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↑こちらはAliExpressに掲載されていた画像。かなり高級感ありそうにみえますが、文字盤はこんなにキレイな黒と白ではなく、実際はもう少しチープです。
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青針はもちろん塗りですが、こちらの青はイメージどおり。私の好きな「ドラえもん的なブルー」です。
そしてインダイヤルのある文字盤で、一見するとクロノグラフの様にも見えますが、コチラの腕時計、さにあらず。
6時位置のインダイヤルは24時間計で、9時位置のインダイヤルは7日で一周する曜日カレンダー(表記は数字)。12時位置のインダイヤルは4時位置のプッシュボタン押すと1つずつ進むのですが、使い方がよくわかりません。12で一周なので、日付が31→1に変わる時に1つ進む月カレンダーかと思ったらそうではないみたい。一体何の機能のあるインダイヤルなのか謎のままです(苦笑)。
サイズ幅は42mm(リューズ含まず)。ムーブメントは自動巻き&手巻き機能付きで、秒針規制(ハック)機能は無し。
外ガワについては、本体に触れてみると意外にもケースのエッジが立っているんですよ。面によってヘアラインと鏡面、さらには脇の窪みのラインにはサテンと、表面仕上げは結構手間かかってそうなんですよね。ちょっと驚きでした。
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ケース脇にある謎の部分。エスケープバルブ的な意匠があるのですが、リューズはネジ込みではないので防水性は期待できないんですけどね。コレも謎です(笑)。

そして裏面、シースルーバック仕様で金色のローターが覗いております。
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↑こちらもAliExpressでの掲載画像より。かなりラグジュアリーな感じですが…
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実際は、この様にフラッシュフィットは無垢ではなく巻きですし、7連ブレスではなく5連。裏蓋の形状も刻印も違うし、掲載画像はコントラストが強めで黒部分が濃く、金属部分はテカテカ&ツヤツヤ。かなり盛っているんですが、中国ではこうゆう誇大広告は普通なのかな。色ツヤはともかく、形状や刻印が見本と違うのは正直驚きました。
まあそれでも、ブレス部分は厚めの無垢で、表面はヘアラインと鏡面加工が組み合わせており、「購入価格から考えれば」かなり高級感はあるんですけどね。

ただ、今回届いた個体は観音開きのバックル部分の作りが雑! ヒドイ! 装着して少し手を振っているとパカッとバックルの片側が開いてしまって腕時計が落っこちてしまう事態に。ちゃんと検品とか…こんな価格だとしてるワケないんだろうなぁ…
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返品して検品済みのモノを再送してもらうとかは、私の拙い英語力では無謀だったので、セルフ修理することにしました。
赤マルのツメとなっている箇所がポイント。結合部分にパチッとシッカリ引っ掛けるために、少し削ってツメのエッジを立たせる&ツメが少し寝ていたので曲げて起こし、結合部にシッカリと引っ掛かる様にする。

この加工を施したら、症状は劇的に改善され、
ブンブンと腕を振っても外れない! コレでやっと安心して装着できます。

「AliExpress」アプリの使用感ですが、基本は中国語ではなく英語ベースのようです。言語選択で日本語を選べば、怪しい翻訳だらけではありますが一応、日本語で表示されます。ショップとのメッセージのやり取りも英語。
楽天やヤフーに慣れた身にはいろいろとカルチャーショックがあり過ぎて、書きたいことがたくさんあるのですが、ひとまず気になったトコを箇条書き。

・とにかく品数が多い。
・支払いはクレカかデビッドカードで、PayPalは不可。
・ログインボーナスでコインをくれたり、ミニゲームでクーポンを発行したりと、ユーザーを取り込もうと様々なサービスを展開している。
・英語ベースなので購入者のレビューを見ると、世界中の人々が買っている。
・支払いは、購入者が商品受取後に確認ボタンを押して確定という後払い仕様。(事前に払ってアリババが一時的に預かるカタチなので、何も払わずに買えるワケではない)
・送料無料の商品が結構多い。
・注文から受け取りまで約2週間。
+1500~2000円払うと速達便も受け付けているので、「早く受け取りたい!」という人はコチラを選べばよいのでしょう。
私は「時間掛かってもイイので安く!」派なので、速達便は利用しませんでした。それにしても時間がかかるとはいえ、日本国内受け取りで送料無料はスゴイなと感心しました。

総じて、価格やサービスに圧倒された、というのがAliExpressを一度使用してみての感想です。商品受け渡しや支払いのトラブルなどは日常茶飯事で有りそうですが、その辺りを苦に感じなければ、かなりハッピーなアプリとなるのではないでしょうか。
検索を続けていたら、今までに見たことの無い様な腕時計が幾つかあって興味が湧いてきまして、購入を検討中です。いやー、沼にハマりそうなアプリですよコレは(笑)。

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# by fuseji | 2017-08-02 23:40 | その他ブランド | Comments(0)

STEINHART Nav B-Chrono 44

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ここ数か月、仕事が半端なく忙しかったので、夏のボーナスも出たし、セルフ論功行賞として1つ腕時計を買い足しました。
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スタインハルトの「Nav B-Chrono 44」ステンレスブレスタイプです。
どんな腕時計かを単純に表すと「ドイツ!パイロット!クロノグラフ!」ってトコでしょうか。
昨年、夏にこのメーカーのダイバーズウォッチ「Ocean One Titanium 500」を購入して以来、他の機種もチラチラとチェックしておりまして、この定番とも言えるデザインのパイロットクロノグラフが気になっていたのです。
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このブログでも何度か書いておりますが、私、クロノグラフには好きと嫌いが同居している、少し複雑な感情があります。
一番大きな針(クロノ針)が平常時は動いていないのが、どうにも好きになれない一因なのですが、しかし文字盤周りの平面的な情報量の多さは文句無しにカッコイイんですよねェ…
ほぼ、棒(バー)と数字で構成された、この文字盤デザイン。計器類を彷彿とさせて、洗練された機能美を感じてしまいます。
ドイツ系のパイロットウォッチデザインは何故に、これ程「男ゴコロ」ってヤツを激しく揺さぶるのでしょうか(笑)

と、ネットで画像を見る度に「カッコイイ…欲しい…!」とスッカリ惚れてしまい「松本に相談しようか? でも多分冷やかされるから止めとこっ!」(by B'z)的な、気になるアイツ状態だったんですが、1つ気になっていたのがサイズです。名前にもあるとおり、ケース幅は44mm(リューズ含まず)で、リューズ入れれば49mm。
まあこの数値を見るかぎり、デカいワケですよ。実機を店頭で触れるなり見られれば良かったのですが、スタインハルトの在庫を持つショップなど聞いたことも無く。。。
海外の方の装着&レビュー動画とかも観まくったんですが、身体の大きさも腕回りも違うでしょうし、あまり参考にならないんだよな…
そんなワケで「エイヤッ!」と覚悟を決めてクリックした次第です。
スタインハルト公式サイトから購入しましてドイツからの発送で、ポチって1週間ほどで到着しました。
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というワケで待望のリストショット。
着けてみての感想は「やっぱデケエな…(笑)」
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サイドからのショット。ケースもブレスレットもかなり厚みがあり、装着すると重量感がかなりあります。
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裏側はムーブメントが覗けるシースルーバック。そこから覗けるのは、金色のローターとクロノグラフではお馴染みのバルジュー7750。
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↑コチラの画像×2枚は公式より。
ご覧のとおり青針なんですが、実際の針の質感はこの公式画像とは少し異なっていたので書き記しておきます。
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↑コチラは私が撮ったモノ。伝わりづらい箇所ですが、青針がツヤツヤでクリア塗料で塗った様なブルーなのです。仕様見ると「blued hands」としか記載されておらず、おそらく青焼き針ではなく、塗りなのでしょう。率直な感想としては、実物の針は公式画像よりチープな印象を受けました。
「も、盛りやがったなー!」

とまあ不満な点もありますが、総評としては、やはりカッコイイ物はカッコイイ。デザイン的にも定番モノですし、長く使えそうな気がします。

以上、日本におそらく4~5人はいるであろう、スタインハルトのパイロットクロノグラフが気になっているソコの貴方! そんな貴方へと贈るレビューでした。
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# by fuseji | 2017-07-07 00:05 | STEINHART | Comments(21)